詐欺の種類は非常に多種多様で、時代とともに新たな詐欺が出現したり、社会背景に合わせて手口や手法が変化していきます。

詐欺の種類と手口まとめ

詐欺被害

詐欺は、人をだまして金品を奪い取ることで、昔から、おそらく千年前から、紀元前からあったものです。

 

現代でもその種類は姿を変え、形を変え、被害に会うものは後を絶ちません。
日本でも振り込め詐欺が問題になって久しいです。

 

詐欺であるにもかかわらず数百万円、ときには数千万円のお金を息子や孫を装った犯行グループに振り込んでしまう悲劇も認知されるにつれ、舞台となる銀行などの金融機関をはじめ注意喚起を徹底し、警察とともに対策を練ってきました。

 

 

その結果、振込み型のお金の移動は減ったかもしれませんが、
最近では直接犯人がお金を受け取るケースも増えているなど詐欺の形も時代とともに変容してきました。
どんなに話題になり、その全容と被害が知れ渡っても詐欺師はカモを探しつづけ、そして人はまた騙されます。

 

 

 

それほど人をだます行為である「詐欺」とは普遍的なものであるのかもしれません。
「営業と詐欺のあいだ」(幻冬舎新書)坂口孝則(著)という本を読むと、実際に経済活動と詐欺との明確な区別などないのかもしれません。

 

 

何が詐欺で何が詐欺でないかの境界線がさらにわからなくなっている現代でこそ、
改めてどんな種類の詐欺があり、どういう対策ができるのかを学ぶべきです。

 

 

 

【結婚詐欺】

婚活ブームにより、結婚詐欺師(アカサギ)の動きが活発になっています。
結婚願望の強い異性に付け込んで、結婚を餌に金品などをだまし取るのが結婚詐欺です。
お金を請求されても相手に嫌われたくないので、お金を工面する為に闇金にまで手を出した人もいるようです。

闇金とは

 

【フィッシング詐欺】

インターネットの隆盛により、増えてきたのがフィッシング詐欺です。
クレジットカード情報や銀行や大手ショッピングサイトなどのログイン情報を盗み取る詐欺です。
ログイン情報やクレジットカード情報を盗まれると高額の商品を購入されてしまうなどの被害があります。

 

 

【振り込め詐欺】

振り込め詐欺は、基本的には電話などで人をだましお金を銀行口座などに振り込ませることです。

⇒振込詐欺の被害状況

 

オレオレ詐欺が典型的で、その他にも架空請求詐欺、融資保証金詐欺や還付金詐欺なども振り込め詐欺にカテゴライズされます。

⇒オレオレ詐欺の被害状況

 

最近は銀行振り込みという形よりも受け子によるお金の受け取りが増えているため改名が検討されています。

 

架空請求詐欺は、アダルトサイトなどを利用したなどの名目で支払う義務のない料金を請求する詐欺のことです。
関連する詐欺にワンクリック詐欺などがあります。

 

また融資保証金詐欺などは、多重債務者など借金のある人の弱みに付け込んで、
一括で返済できるお金を貸すので保証金として1000万円振り込めなどと要求し、
お金を振り込ませたあと、実際は融資しないという詐欺です。

 

還付金詐欺は払いすぎた税金が戻ってくるなどと称して手続き費用を振り込ませ、お金をだまし取る手法です。

 

 

【なりすまし詐欺】

漫画「クロサギ」には、交通反則金を支払いに裁判所を訪れた女性が、
職員になりすました詐欺師に、違反金を安くする手続きをすると称してお金をだまし取る顛末が描かれています。

 

このように公的機関などにどうどうと紛れ込んで、詐欺を行う詐欺師も実際に存在するようです。
被害者も公的機関という場所に安心しきっているせいか、疑う余地が少ないといえるでしょう。

 

3億円事件なども警察になりすました犯人によって、お金を奪われた事例といえるでしょう。

 

 

【取り込み詐欺】

取り込み詐欺も重要な詐欺のひとつなので覚えておいた方がいいでしょう。

 

商品や資材など代金を後払いで注文して商品を受け取っても、代金を払わずに逃げてしまう詐欺のことです。

 

ポイントは代金を後払いにするには、それなりの信頼関係がなくてはならない場合があるので、
そのような場合を想定して最初は少額の取引を行い、お金を実際に支払うことで信頼関係を構築して、
数回の取引のあと比較的大規模で金額の大きい取引を行う取り込み詐欺につなげるということです。

 

 

このように詐欺の種類は非常に多種多様で、時代とともに新たな詐欺が出現したり、社会背景に合わせて手口や手法が変化していきます。

 

 

詐欺にあわないためにも、どのような詐欺があり、どんな手口で行われるのかを事前に知っておくことが詐欺の被害を事前に食い止める一つの手段といえると思います。