マドフのこの巨額の詐欺は、表では証券投資会社を設立し、NASDAQの会長にまで上り詰めた人間であればこそ、長い年月をかけてできた詐欺だと言えるでしょう。

実際にあった前代未聞の超高額詐欺事件

詐欺は、古くから違法な犯罪でありながら、現在にいたるまで絶えることなく連綿と続いています。

 

 

日本でもネズミ講からマルチ商法、オレオレ詐欺や振り込め詐欺など多種多様な詐欺の手口の変遷を歴史に見ることができます。

 

 

詐欺にもピンからキリまであり、
「寸借詐欺で数百円たかられた。」
「振り込め詐欺で数千万円振り込んでしまった。」
など金額に制限がありません。

 

当然、金額が大きくなればなるほど、被害者のダメージも大きくなり心の傷も大きくなります。
そしてまた話題にもなるのです。

 

 

 

そんな中、歴史上には多くの巨額詐欺事件が起こりました。

 

 

アメリカでバーナード・ローレンス・マドフ事件というものがありました。

 

 

被害額は史上最上級と言われており、なんとその被害額は推定5兆円といわれています。

 

 

数千万円、数億円という詐欺被害額は聞いたことがありますが、兆という桁はあまりにも異次元すぎる規模といっていいでしょう。
元NASDAQの会長であるアメリカの実業家のバーナード・マドフ氏は1960年に証券投資会社を設立しています。

 

 

ニューヨークなどアメリカの投資家たちから高い信頼を受けていたマドフ氏には、
犯行が発覚するまでは社会的にも業界の中でも非常に高い評価を受けてきました。

 

 

しかしマドフが行っていたことは投資家から預かった資金を運用するのではなく、
自転車操業的に投資家への配当に回すというポンジ・スキームでした。

 

 

詐欺事例

この詐欺の被害に会っていた投資家は数千人にも上ると言われており、

サブプライムローン危機により、多くの被害者が同時に払戻を求められ、70億ドルを焦げ付かせてしまったことが発覚の発端でした。

 

 

結局マドフは2009年に逮捕され、詐欺及び資金洗浄の罪で禁固150年の判決を言い渡されました。

 

 

現在も服役中で、受刑中にかつてマドフに投資していた他の受刑者に殴られるという事件も起こりました。

 

 

マドフのこの巨額の詐欺は、表では証券投資会社を設立し、NASDAQの会長にまで上り詰めた人間であればこそ、長い年月をかけて出来た詐欺だと思います。